みなさまこんにちは。
農園長の小林 元です。妻の小林 陽子です。
私たちのことは
「げんちゃん」「よーちゃん」と呼んでください。どうぞよろしくお願いします。
私たちと農業
和歌山県北部の紀州富士と呼ばれる龍門山のふもと、紀の川市古和田という場所で畑をしています。2009年に地元の有機農家さんで研修をしたあと、2010年に古和田に畑を借り、農薬・家畜肥・化学肥料を使わない農業をはじめました。
春はアスパラガス・紀州うすいえんどう・そら豆など。夏には、なすび・枝豆・とうもろこし・オクラ・にんにく・たまねぎ。秋冬は、さつまいも・太ネギ・イタリア野菜・レタス・菜の花・紀州里芋・原木しいたけなど。少量多品目で露地野菜を中心に年間100種類以上の種をまき、「“肥”よりも“声”をかける」をモットーに野菜たちを育てています。
いそがしい時期には家族が手伝ってくれたり、休みにはお友達が畑に来てくれて、一緒に草を抜いたり、収穫したり、私たちも毎日あーだこーだと喧嘩をしながら、わいわい楽しく畑をしています。
1日の作業の終わりには「今日もみんなありがとう!」と畑や野菜に声をかけて帰ります。
元ちゃんファームの夢
現在私たちは、農業をしながら様々な活動を行っています。例えば、野菜の先生として小学校でお話をさせてもらたり、地元の作業所の方々と一緒に玉ねぎを育てる取り組みをしたり、畑での体験農業を開いたり、地域の農業発展のための集まりに積極的に参加したり、手作りイベントやマーケットに出展したりしています。
畑を通じてやってみたいことや楽しそうなことはまだまだあるので、どんどんチャレンジしたいと思います。「農業って面白そうだなぁ」とか「やりがいがありそうだぞ」と興味を持ってもらえるように、これからも様々な活動をしてまいります。
今の日本では農薬を使わないで作物を育てている農家さんはまだまだ少ない状況です。自分たちも、もっと作物や農薬について勉強して、今の農家さんたちが少しでも地球環境にやさしい農業に切り替えていけるよう、取り組んでいきます。
そしていつか、自分たちのような農家が当たり前になれば、半世紀ちょっと前にはたくさん住んでいた虫や鳥、魚たちも地域の田畑や小川に帰ってきてくれるのではないかなと思います。
そんな小川でとった魚を食べたい!というのが元ちゃんファームの夢です。